渡英中の友人が『ニュートンが万有引力を発見したというリンゴの木』の写真を見せてくれた.「これがあの世紀の大発見を生んだ木か」と思うとやっぱり実際に見てみたいなぁ,と思うものである.
凡才な僕は,学校で『ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した』と習い「なるほど!」と感心した.しかし「科学者はまず疑え」という言葉がある.そこで疑ってみよう.本当にそうなのか?
諸説あるようだが,僕が聞いて,また,きっとそうだったんだろう,と思っている説をざっくり紹介しよう.
ニュートン自身が落ちるリンゴを見たとき,閃いたのかどうかは分からないが,彼は「リンゴは落ちるのに月が落ちて来ないのは何故だろう」という疑問を持っていた.そして彼はこう考えた,「きっとリンゴと月の間に落ちる落ちないの境界線があるはずだ」と.しかし明確な境界線の存在を見つけることができなかった.さらに彼は考えた.「もしかしたら月も落ちているのではないか」
この考えからニュートンはその後,地上でのモノの落下運動と天体の回転運動を繋いだ『万有引力』を発見した.彼が発見した万有引力を学会で発表するとき,こう言ったらしい.
「リンゴは落ちるのに,あの月が落ちて来ないのはなぜでしょう?いいえ,月も落ちてるんです.・・・・・(万有引力の説明)・・・・・ほらね,月も落ちて来ているでしょう?」
もし,この話が本当なら,『ニュートンはリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した』という話は嘘ではない.後の人々が「何気ないことでも疑問を抱くことが世紀の大発見に繋がる」という教訓にしてしまったのかもしれない.リンゴが落ちるのを見てそう思ったのかどうかは別として『リンゴは落ちるのに月は落ちて来ない,それは何故か』という疑問を抱いたのは見習いたい.きっとニュートンはそんな疑問を星の数ほど感じながら生きていたのだろう.「科学者はまず疑え」「些細なことに怒りを感じることで新たな発明は生まれる」.ちいさな疑問をたくさん感じる人になろう.
2009/09/10
ニュートンは本当にリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したのか?
登録:
コメントの投稿 (Atom)


0 comments:
コメントを投稿